さまざまな青汁に使われ基本の材料となっている野菜、ケールは、青汁にも三大原料の一つとして含まれています。
このアブラナ科に属する野菜は、和名では羽衣甘藍(ハゴロモカンラン)と呼ばれることもあり、キャベツの原種とされることもあります。青汁の材料の1つであるケールは、江戸時代にはじめて日本にやってきたのち、明治時代にいくつかの品種が導入されました。
ケールという野菜は、日頃あまりなじみがないものであるばかりか、普通に調理してもあまり美味しくありません。
このためか、八百屋やスーパーマーケットでは取り扱っていないのが普通です。
しかしながら、青汁の材料となっているケールには、ビタミンAとCがたくさん含まれています。
また、緑黄色野菜の中でも豊富なビタミンを含有しています。つまり、青汁を飲めば、通常であれば不足しがちな栄養素を補えると言えます。従って、免疫力を養うのにも高い効果があるとも言えるでしょう。
中国雲南省の昆明という地域において、ケールは広い畑で栽培され、青汁の原料に使用されています。
年間を通して温暖である気候、天然の湧き水、ミネラル分を多く含む土壌といった良質の条件は、青汁に使われているケールを美味しくしています。
この青汁のためのケールは有機肥料を第一条件に育てており、雑草や害虫などは手作業でひとつひとつ処理されています。
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